2013年09月01日
内房 2hit 1 chance 1 loser
それは今年の春頃から音も無く、ゆっくりと始まりました
手長エビ、メバル、ハゼなど小物を釣って満足していたハズなのに
メバル釣りをしていると時々かかるアイツ
始めはどうとも思っていませんでした
メバルを散らしている気がして、面倒なヤツだとも思っていました
でもね、気づけば最近アイツのことばかり考えているんです
ライトロッドをひん曲げ、ドラグを鳴らし、ラインをブチ切って行ってしまうアイツ
あの強引なファイトが忘れられず、徐々に気持ちの中でアイツへの思いが膨らんでいくのを感じていました
そして8月某日、終業と共に内房界隈へ向かってしまいました
その日の外気温は25℃で、比較的涼しかったです 風も少しばかり吹いていました
現場に到着すると堤防で投げ釣りをする方や電気浮き釣りをする方が見受けられました
電気浮き釣りの対象魚はきっとアイツなのでしょうが、恥ずかしがり屋の僕は声を掛けられず、そっとテトラの上に乗りました
テトラの上に立つまでの難易度があがってしまったため、かつ僕の不注意でそっとライフジャケットに忍ばせた青い多毛類の…青イソメの入ったエサ箱は海に落として、失くしてしまいました
ジグヘッド+青イソメ という反則技は使えません
落としたことでもう勝負が見えてしまったんじゃないかと思い、激しく動揺していましたが、僕にはエサとか呼ばれてる卑怯なワームを常備しているので、気持ちをなだめながら準備に取り掛かりました
ジグヘッドは1gの軽いものを使い、エサワームは少し手でちぎり、短くしたものをジグヘッドにつけました
1投目
表層を探りました
ゆっくり巻いてましたが、特にコンタクトはありませんでした
2投目
ショートピッチジャークを入れつつ、ゆっくり巻いていきました
モワモワと何か違和感のようなものを一瞬感じました
次の瞬間にはロッドが引き込まれ、反射的にアワセをいれました
立っているところから7m付近の海面からバシャバシャと激しい音がして、ライトロッドは手前のガイド付近まで大きく曲がっていました
ドラグがジージーと音を立てていました
サイズは感覚としては60cm。それも相当元気なアイツでした
テトラに擦れることも非常にコワいのですが、ラインは2.5lbなのでドラグをきつく締めてはいけませんでした
ただただアイツの突っ込みに耐え、下に潜らないことを願っていました
アイツの頭がこっちを向いたのを何となく感じたので、一気に巻いていきました
あと3m
右手でロッドを持ち、左手でタモの位置をより扱いポイントに置きました
その瞬間、
頭を右側に向けたアイツ
最後の力を振り絞るように、そのまま右へ直進しました
手前のガイドまで曲がっていたロッドはフッ……と軽くなりました
ついていたハズのジグヘッドはありませんでした
また、ジグヘッドがついていた辺りのラインはザラザラになっていました
根ズレです
悔しくって、悔しくって、まだ居るだろうと思い、投げ続けました
全くアタリが無くなってしまいました
それでもまだ居るだろうと思…(ry
そして1時間半後
手前3mでアタリが
最初のツッコミはまぁまぁでした
何か重い、重いんだけど動きが緩慢でした
やりとりは20秒くらいでした
(詳しい説明はナシ)
タモに入れるときは何か白くて、少し大きな魚に見えました
こっ…これはッ…!!!!

血走ったような目の彼はボソボソとした声で話してきた
もうアイツは釣れませんので、お帰り下さい
あっ、私は海に帰りますので
僕はそっと彼を海に帰して自宅に帰りました
ちゃんちゃん
・・・・・・・・・・・・
今回の記事、
大きなフグもルアーで釣れるんですね
と思った方は下をクリックして下さると助かります
ルアーで釣れたフグの中で1番のサイズです…(><,)


手長エビ、メバル、ハゼなど小物を釣って満足していたハズなのに
メバル釣りをしていると時々かかるアイツ
始めはどうとも思っていませんでした
メバルを散らしている気がして、面倒なヤツだとも思っていました
でもね、気づけば最近アイツのことばかり考えているんです
ライトロッドをひん曲げ、ドラグを鳴らし、ラインをブチ切って行ってしまうアイツ
あの強引なファイトが忘れられず、徐々に気持ちの中でアイツへの思いが膨らんでいくのを感じていました
そして8月某日、終業と共に内房界隈へ向かってしまいました
その日の外気温は25℃で、比較的涼しかったです 風も少しばかり吹いていました
現場に到着すると堤防で投げ釣りをする方や電気浮き釣りをする方が見受けられました
電気浮き釣りの対象魚はきっとアイツなのでしょうが、恥ずかしがり屋の僕は声を掛けられず、そっとテトラの上に乗りました
テトラの上に立つまでの難易度があがってしまったため、かつ僕の不注意でそっとライフジャケットに忍ばせた青い多毛類の…青イソメの入ったエサ箱は海に落として、失くしてしまいました
ジグヘッド+青イソメ という反則技は使えません
落としたことでもう勝負が見えてしまったんじゃないかと思い、激しく動揺していましたが、僕にはエサとか呼ばれてる卑怯なワームを常備しているので、気持ちをなだめながら準備に取り掛かりました
ジグヘッドは1gの軽いものを使い、
1投目
表層を探りました
ゆっくり巻いてましたが、特にコンタクトはありませんでした
2投目
ショートピッチジャークを入れつつ、ゆっくり巻いていきました
モワモワと何か違和感のようなものを一瞬感じました
次の瞬間にはロッドが引き込まれ、反射的にアワセをいれました
立っているところから7m付近の海面からバシャバシャと激しい音がして、ライトロッドは手前のガイド付近まで大きく曲がっていました
ドラグがジージーと音を立てていました
サイズは感覚としては60cm。それも相当元気なアイツでした
テトラに擦れることも非常にコワいのですが、ラインは2.5lbなのでドラグをきつく締めてはいけませんでした
ただただアイツの突っ込みに耐え、下に潜らないことを願っていました
アイツの頭がこっちを向いたのを何となく感じたので、一気に巻いていきました
あと3m
右手でロッドを持ち、左手でタモの位置をより扱いポイントに置きました
その瞬間、
頭を右側に向けたアイツ
最後の力を振り絞るように、そのまま右へ直進しました
手前のガイドまで曲がっていたロッドはフッ……と軽くなりました
ついていたハズのジグヘッドはありませんでした
また、ジグヘッドがついていた辺りのラインはザラザラになっていました
根ズレです
悔しくって、悔しくって、まだ居るだろうと思い、投げ続けました
全くアタリが無くなってしまいました
それでもまだ居るだろうと思…(ry
そして1時間半後
手前3mでアタリが
最初のツッコミはまぁまぁでした
何か重い、重いんだけど動きが緩慢でした
やりとりは20秒くらいでした
(詳しい説明はナシ)
タモに入れるときは何か白くて、少し大きな魚に見えました
こっ…これはッ…!!!!
血走ったような目の彼はボソボソとした声で話してきた
もうアイツは釣れませんので、お帰り下さい
あっ、私は海に帰りますので
僕はそっと彼を海に帰して自宅に帰りました
ちゃんちゃん
・・・・・・・・・・・・
今回の記事、
大きなフグもルアーで釣れるんですね
と思った方は下をクリックして下さると助かります

ルアーで釣れたフグの中で1番のサイズです…(><,)

